春にオススメのポーズ

胸腔を開いたりするアサナです。
また、冬に蓄えた脂肪を燃焼させるような、力強いパワーを使ったアサナが過剰なカファのエネルギーを軽減するのに 役立ちます。

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春の不調

春は、自然治癒力を高めることを目的とし、ポーズで気を巡らせます。 水・土の要素が乱れやすい為、冬に蓄えた水(油)が流れ出します。 そのため、元々この質(カファ)が多い方は、鼻炎・目ヤニ・粘液の分泌が 盛んになり、不調として現れます。

朝晩の温度差による、自律神経の乱れでの不調も起きやすいです。 また、冬に蓄えた脂肪を燃焼させるような、力強いパワーを使ったアサナが過剰なカファのエネルギーを軽減するのに 役立ちます。

Matsyasana (マツヤアサナ)

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マツヤとは、「魚」のこと。 仰向けになり、両腕を背中の下へ。 息を吐きながら首と胸部を持ち上げ、 背中にアーチをつくる。 頭をそらせ、頭頂部を床につける。

 戻るときも、頭をスライドさせながら ゆっくりと仰向けへ戻る。 

※ポーズ中、首を動かさないように 気を付ける。 

※重度の腰痛や、首に損傷のある方は行わない。

梅雨にオススメのポーズ

胸郭の流れを良くするアサナと、関節の動きを良くするアサナを取り入れます。

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梅雨の不調

梅雨時期は、免疫力を高めることを目的とし、排出を促します。 水・土の要素の加え、火の要素も乱れやすくなってきています。 そのため、節々が痛くなったり、神経系の不調が出やすくなり、 自律神経からくる乱れも多くなります。

湿度で、物が腐りやすい時期なので、内臓にも負担がかかりやすく、 解毒に時間がかかります。

Supta Baddha Konasana(スプタ・バッダコナーサナ)バリエーション

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スプタは「横たわる」という意味。

仰向けになり、両膝を左右へ開き、足裏を合わせる。 ゆっくりとお尻を床から持ち上げ、鼠径部を開く。 息を吐きながら、右膝を床に近付け、骨盤も右に傾ける。 右手を耳の横へ持ち上げ、 右膝と右手の指でも引っ張り合う方向性を見つける。 鼠径部にスペースをつくる。 戻るときは息を吸いながら再度ヘソを天井へ持ち上げ、 吐く息で背骨を上から一本ずつ丁寧に床へと下ろして いく。 反対も同様に行う。

夏にオススメのポーズ

神経系や消化器系。胃腸の働きを高めるポーズを多く取り入れ、 夏の暑さでアグニが弱まるのと、エアコン等による下半身の冷え からくる血行不良を促進するアサナを多く取り入れています。

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夏の不調​

夏は、気・血の巡りを良くし、冷房からくる冷えをなくします。 真夏になると、火の要素が上がり、消化機能が低下するのと同時に、 日本の高温多湿で、不調が起きます。

Parivrtta Trikonasana​(パリヴリッタ・トリコーナーサナ)

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パリヴリッタとは、「回転した」・「裏返った」、 トリコーナとは、「三角形」という意味。 右足を後ろに引く。足の幅は、一本分より少し広め。 右手を持ち上げて息を吸って、 吐きながら上体を捻り、右手を左足の外側へ。 (小指側・親指側に着く、もしくはスネ・太ももに 置いても良い) 余裕があれば、左手を天井へと持ち上げる。 (鎖骨のラインでも良い) 目線も天井へ。 戻るときは、目線・上の手を下ろしてからポーズを解く。 反対側も同様に。

秋にオススメのポーズ

神経系に働きかけるアサナ。不安定な要素を落ち着かせ、安定性を持たせる アサナを多くとりいれます。 小腸と大腸に働きかけるアサナも多く取り入れていきます。

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秋の不調

前半は、まだピッタの要素が強いですが、 秋は、身体本来の働きを取り戻します。 風・空の要素、ヴァータも上がってきて、不安定になりやすい季節です。 また、消化力も不安定になりやすい為、 アサナで、地の結びつきを強く感じ取っていきます。

 

Parivrtta Janu Sirsasana​ (パリブリッタ・ジャーヌ・シルシャーサナ)

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ジャーヌは「ひざ」、シルシャーは「頭」という意味。

一方の足を伸ばし、他方の足を曲げ、 体側を伸ばしながら捻るポーズ。

曲げた足のつま先は反対の足の内腿につける。

曲げた足側の腕を持ち上げ、 吐きながら上体を倒し、体側を伸ばす。 戻るときも、お腹を使いながらゆっくりと ポーズを解く。

冬にオススメのポーズ

神経を鎮めるアサナ。地に安定させるアサナを多く行います。

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冬の不調

冬は、血行不良と乾燥による不調。風と空の要素であるヴァータが強く、 乾燥により、増悪します。そのため、末端の冷えや腰痛に悩まされる方が多い です。 冬の寒さによる筋肉の強張り、肩こり・頭痛を併用する方も多く、 心落ち着かず、神経過敏になりやすく、そのために不眠も起きやすいです。

Baddha Konasana​ (バッダコナーサナ)バリエーション​

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バッダとは「捕らえられた」、コーナは「角」という意味。

両膝を立てて座り、膝を左右に開いて足裏を合わせる。

かかとは恥骨から離し、足の間隔は大体ひし形くらい。

骨盤を立て、背筋を伸ばしながら、 吐く息で前屈。 通常のバッダコナーサナとはまた違った角度で 股関節が開いてきます。

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